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汚ねぇカネの稼ぎ方すんなって話

※写真は筆者が撮影したものですが単なるイメージであり、記事の内容とは関係ありません。

お金はただの道具?お金の稼ぎかたに綺麗も汚いもない?

それとも、お金にも八百万の神が宿ってて、綺麗に、丁寧に扱うとお金も寄ってくる?

あなたはどっち派ですか?

ボクは30代のほぼ10年間をフルに使って、世の中のお金の流れを徹底的に学びました。webマーケティングを通じて一般ユーザー(消費者)の動向・心理を知り、会社法人を作って組織との戦い方を勉強しました。

その中で、「好きなお金の稼ぎ方」と「嫌いなお金の稼ぎ方」があることに気が付きました。(“好き嫌い”という表現にすれば、それはボクの好みの問題なので独断と偏見でOKですよね?なので、こう言わせてもらいます)

## 好きなお金の稼ぎ方

ボクが好きなお金の稼ぎ方は至ってシンプル。

モノを売って、そのモノの価値に見合った分だけの対価を頂戴する。それだけ。

結局、突き詰めればそこしかなくて、それ以上でも以下でもないと思うんすよね。

## 嫌いなお金の稼ぎ方

では、本題。

嫌いなお金の稼ぎ方とはなんぞや?ということですよ。それは、価値に見合わない(その価値以上であることが殆ど)対価を頂戴してしまっている状態。

「稼ぐ」ことが目的になってしまっていて、消費者に価値を与えることは二の次になってしまっている場合のことを言います。

そして、資本主義の中ではこのやり方(小さな労力、または小さな価値で大きな対価を稼ぐこと)が称賛される傾向にあります。

例)その仕事は100万円の価値であり、それは周知の事実。先月も先週も同じ仕事をしてキッチリ100万円を請求させて頂きました。それは99万円ではなく、101万円でもなく100万円の価値のある仕事だから、です。ところが、今回のクライアントはどうも業界に疎い様子。しかしなんだか疎いのに資金はたんまり持ってそう。

『見積もり貰ってもいいですか?ちなみにザックリ幾らくらいですか?300万円くらい?』と、相場の3倍の単価感を持たれていらっしゃるご様子。

さて、あなたならどうしますか?

1. いつも通り、100万円の見積もりを出す。

2. 300万円で出してみる

3. 間取って200万円とかでやっちゃう?しかも「お値引き100万円」とか書いちゃったりなんかしちゃったりなんかしちゃって〜。

## どんな稼ぎ方をしようともその人次第

上の設問に正解も不正解もありません。

どんな結論を出そうとも、その人次第だからです。そして、なんなら資本主義経済の中では300万円貰えちゃう場面で100万円しか頂かないなんて、経営者として失格だ!なんて言われようをする場合だってありますからね。(とあるBIGな経営者大先輩に『会社はたくさんの家族を養ってる場だぞ!それを分かった上で単価設定すべきだ!』なんて言われ方をしちゃったことだってあります)

それはそうなんですけどね(笑)

そーゆー風に言われちゃうと、見方が変わって“てんで”経営センスのない人にも見えて来ちゃうからある種これは魔法なのではないかとまで思えてきちゃいますよね(汗)

更に言うなれば、そんな社長を部下や社員の立場から見た場合、突然に頼りなく思えてきて、「ホントにこの社長に付いてって大丈夫なのだろうか…」ってな具合になって、それが集団心理になり、社員全体の士気を下げる結果になってしまっては元も子もないわけです。

そもそも会社というものは資本主義と戦うための母船であるわけですから、その役割を果たさなくてはなりません。そーすると、お金を稼ぐという機能が他よりも薄まったともすれば、それはそのまま「目的を見失っている」とさえ言えるのではなかろうか?

そこだけをピンポイントで見た場合、もはや会社としての価値そのものが危うい気さえしてくるからアラ不思議。

目的に沿った役割を果たすことが何よりも重要なのでは?というのが、ここでの答え?なのかもしれない。

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