この世の中で起きているコトが全て虚構(フィクション)だとする。もしそうなのだとしたら、全てが“あるある”になり、そうすることはもし耐え難いような辛いコトがあなたに起きた場合には一番簡単に楽になれる方法なのだ、と。ボクは悟った。
神様は居ない。そして、なんなら自分自身も存在していない。となると、この世の中とは何なのだろうか?そう思うと、虚しさを通り越して急に何もかもがどうでも良くなってくる。その“どうでも良くなる”は、決してマイナスの意味だけではなく『無我の境地』を含んだ意味合いである。
自分自身の存在がないのだとしたら、最早なにを信じて生きていくべきなのか?という思考になってしまわないだろうか。そう、この世に自分が居ないのだから、何を軸にして生きていくべきなのかを疑ってしまう。だが、それこそがこの世の中の洗脳なのではなかろうかとボクは思う。
本題を言おう。この世の中は全て繋がっているのではなかろうか、とボクは思う。勘違いしてほしくはないのだが、これはただ“思っているだけ”なのではなく、記憶の断片やこれまで無数に触れてきた材料を組み合わせたときに自然と導き出されたひとつの答えとしてそう感じるのである。
例えば、地上に出ている草木は人間からすると「草木」なのだけれど、土の中の根っこが本体である可能性はないだろうか?実際、ボクはそう考えているのだけれど、根っこが本体だとすると、地上の緑色の部分は単なる「ソーラーパネル」であって、日光や水などの栄養素を効率的に補給するための器官なのではなかろうか。そして、哺乳類や昆虫などの主に地上の生き物は、植物たちにコントロールされて生きているのではなかろうか?と最近では考えるようになってきた。
植物にコントロールとはどういうことか?
その質問に答える前に、ひとつ質問させてほしい。
Q. 人間のカラダの器官に於いて最も重要な部位はどの部分だろうか?
これは生命活動にとって重要な部位ということではない。いや、「生命活動にとって重要」と考えると、どの器官も欠かすことができないのだから答えようがないという意味なのである。
そもそも、人間のカラダというのが何のために存在しているのかと考えたことはあるだろうか?植物が何のために存在しているかと問われれば、人は割と簡単に答えを出してきたりする。
A. 地球全体の大気の浄化にとって植物の存在は重要である。二酸化炭素を吸って酸素に戻す。その機能は植物がこの地上で最も長けた生き物であるし、それはこの地球の活動に於いてとても重要な役割を担っている。
と、模範解答を用意するのならば、こんなところだろうか。
だが、考えてみて欲しい。この答えはすごく(とんでもなく)人間本意な答えになってはいないだろうか?
人間様が生きていくための地球環境を用意するのに差し当たり、酸素というのは必要不可欠な栄養素的気体であるし、その気体を効率よく二酸化炭素から酸素へと変換させる「植物」という生物は、必要不可欠であると言わざるを得ない。と、このようなことである。
このことを逆の立場から考えることはできないだろうか?
たとえば、人間や動物や昆虫は全て、酸素を二酸化炭素に変換するための虫だとすると…?
考えてみてほしい。この地球上では人類よりも植物の方が圧倒的に多いわけである。そしてその事実を鑑みると、むしろ地球を制しているのは植物の方なのではなかろうか?そして、人類をはじめ、動物、昆虫類(地上の生物)は全て植物のために働いているのではなかろうか?
どういうことか?
地上の生物は、植物が交配するために活動をしている。(もしくは活動させられている)と、そう考える方が自然なのである。森の動物🐱たちは毎日休むことなく木の実🌰を食べ排泄💩する。昆虫の幼虫🐛たちは葉を食べ排泄。ミツバチ🐝は花粉を集め、蜜を集める。その蜜🍯は熊の好物だ。それらの中に無数の菌やバクテリアも含まれており、それらを含んだ種や花粉を運ぶ。そしてそれと同時に二酸化炭素を産みだすことを休みなくやっている。
端的に言うと、食物連鎖の頂点は植物たちなのではと考える。
食物連鎖の頂点はライオンでも人類でもない。最も強くたくさん食べるものではない。最も食べられて繁殖(繁栄)している種なのではなかろうか。
菌やバクテリアは、とてもか弱い。その代表的な理由に適正温度がある。36度以上37度未満。つまり36.5度前後のごくごく限られた温度でしか生息することができない。こんな温度制限があると、地球上のどこも厳しい環境ということになってしまう。四季だと夏の高温多湿の時期、場所で言うなら赤道直下。東南アジア辺りだろうか。
ところが、菌やバクテリアが生息するのに東南アジアよりも優れた環境がある。むしろ、菌やバクテリア保温庫とでも言うべき適切な環境…北極へ行こうが南極へ行こうが、モルディブだろうがハワイだろうが、アメリカだろうがヨーロッパだろうが、夏だろうが冬だろうが、いつでも適温の36.5度を保ってくれる環境。
多くの方はもうお気付きだろう。そう、哺乳類の胎の中である。
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